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レジオネラ属菌検査
浴槽水の自主検査として、以下の項目を定期的に検査することが勧められています。
(括弧内は基準値)
• 【1】 濁度 .................................(5度以下)
• 【2】 過マンガン酸カリウム消費量 ......(25mg/L以下)
• 【3】 大腸菌群 ........................(1個/mL以下)
• 【4】 レジオネラ属菌 ..............(10 CFU/100mL未満)
• 【5】 アンモニア性窒素 .........(1mg/L以下)
《旅館施設の場合》 【1】〜【4】:「公衆浴場における水質基準等に関する指針」(平成15年2月14日 健発第0214004号 厚生労働省健康局長通知 別添1),
【5】:「旅館業における衛生等管理要領」(前出 健発第0214004号 別添3)より 検査の特長 レジオネラ症の症状および感染源 レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌によって引き起こされる感染症です。レジオネラ属菌に汚染された水やエアロゾル(霧状の水)を、吸入することによって引き起こされます。
主な症状として、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛、呼吸困難などが現れます。 それら症状は日を追って重くなっていき、胸痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴い死にいたる場合もあります。潜伏期間は、通常1週間前後です。 感染源として最も懸念されるのが入浴施設です。 2002年7月に宮崎県日向市の日帰り入浴施設で、これまでで最悪のレジオネラ症集団感染が起こり、大きな社会問題となりました。(疑いも含めた患者総数295人、うち7人死亡、他疾患により1人死亡) それを契機に、レジオネラ症は一般にも広く知られる感染症となりました。
現在、入浴施設においてレジオネラ対策をおこなうことは必須事項である、と言えるはずです。
食環研では、レジオネラ属菌検査、その他浴槽水の自主検査項目について検査をおこなっております。まずは、施設の汚染状況を知るために、自主検査を実施しましょう。
入浴施設のレジオネラ症対策
入浴施設におけるレジオネラ症対策として、以下の項目が挙げられます。
•
■浴槽水の入れ替えを毎日行い、併せて清掃を必ず実施する。
•
■循環式浴槽は、自主検査の結果により適宜清掃を行う。
•
■浴槽水に消毒を行う。(温泉の場合は、成分をよく考慮する)
•
■ジェットバスやシャワーには、浴槽の湯を使用しない。
シャワーのノズルを清潔に保つ。
このような時にご利用ください
浴槽水の自主検査br />