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食品分野検査
食品の生産から加工、そして食卓(人間)まで・・ 科学的な視点から総合的に一連の衛生検査を実施し、 安心・安全な食環境を実現するためのご提案をいたします。 食環研では、総合食品検査機関として様々な食品検査内容を ご用意しております。HACCPの管理手法で食品リスクを 低減する「食品衛生コンサルティング」をはじめ、 飲食物を提供する際に必要となる検便検査(登録衛生検査所) 食品表示のための検査(栄養成分・賞味期限etc..) 食品の安全性確認のための検査(放射能・細菌・残留農薬etc..) クレーム対応の検査(異物・異臭検査)など、 食と環境に関わる各種検査を実施しております。

 ■コンサルティングについて
 食環研では試験、検査、現場訪問などの経験に基づいたコンサルティング業務を行っております。 現場訪問、臨床確認などによる指導、検査結果に基づいた診断、指導など、 生産から製造・流通・販売に関わる様々な問題点をお客さまと一緒に考えます。 また、様々なご要望に対する講習会を実施し、従業員教育などのステップアップにもご協力いたします。 食品コンサルティング 飽食の時代と言われ「食」の分野が注目される一方、病原大腸菌O157や黄色ブドウ球菌などによる食中毒の被害は後を絶ちません。
 こうした背景から、食品に関わる企業・店舗にとって、衛生管理の意識を徹底し実行することは、必要不可欠と言えるのではないでしょうか。 食環研では、微生物に関する知識・技術を中心として、食品の生産・加工工程について一連の衛生検査を実施し、HACCPの管理手法を用いる「食品衛生に関するコンサルティング」をおこなっております。食中毒ゼロを目指して、あらゆる面でサポートいたします。

畜産コンサルティング
近年、BSE、鳥インフルエンザや口蹄疫などの感染症が話題となり、また、家畜排泄物処理が新たに法規制されるなど、畜産業にとって厳しい状況が続いてい ます。 こうした現況を受け、生産性を維持し無駄な薬剤を使用しない「健全な畜産」が求められています。 食環研では、畜産農場の生産性を阻害している管理面や疾病面などの原因をあらゆる角度から調査・追求し、最新の検査技術や現場経験に裏付けされた指導など により、家畜(鶏・豚・牛)に対する具体的な衛生管理プログラムと管理改善技術の作成・指導を行うことによって、農場の衛生向上・生産性向上・経営安定化 を支援いたします。

その他のサポート
その他に、食環研では食品衛生に関係する器材の紹介や販売もおこなっております。食品衛生について、必要最低限の設備・器具の投資をお手伝いいたします。ご相談ください。 なお、食品に関する微生物検査や栄養成分等分析、残留農薬分析等の各種検査について、個別でも承っております。検査結果の説明や、検査対象によっては微生物制御の提案などもいたします。 ****** レジオネラ属菌検査 浴槽水の自主検査として、以下の項目を定期的に検査することが勧められています。 (括弧内は基準値)
【1】 濁度 .................................(5度以下)
 【2】 過マンガン酸カリウム消費量 ......(25mg/L以下)
 【3】 大腸菌群 ........................(1個/mL以下)
 【4】 レジオネラ属菌 ..............(10 CFU/100mL未満)
 【5】 アンモニア性窒素 .........(1mg/L以下)
《旅館施設の場合》
 【1】〜【4】:「公衆浴場における水質基準等に関する指針」(平成15年2月14日 健発第0214004号 厚生労働省健康局長通知 別添1),
【5】:「旅館業における衛生等管理要領」(前出 健発第0214004号 別添3)より 検査の特長 レジオネラ症の症状および感染源 レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌によって引き起こされる感染症です。レジオネラ属菌に汚染された水やエアロゾル(霧状の水)を、吸入することによって引き起こされます。
 主な症状として、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛、呼吸困難などが現れます。
 それら症状は日を追って重くなっていき、胸痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴い死にいたる場合もあります。潜伏期間は、通常1週間前後です。 感染源として最も懸念されるのが入浴施設です。 2002年7月に宮崎県日向市の日帰り入浴施設で、これまでで最悪のレジオネラ症集団感染が起こり、大きな社会問題となりました。(疑いも含めた患者総数295人、うち7人死亡、他疾患により1人死亡) それを契機に、レジオネラ症は一般にも広く知られる感染症となりました。
現在、入浴施設においてレジオネラ対策をおこなうことは必須事項である、と言えるはずです。 食環研では、レジオネラ属菌検査、その他浴槽水の自主検査項目について検査をおこなっております。まずは、施設の汚染状況を知るために、自主検査を実施しましょう。
入浴施設のレジオネラ症対策 入浴施設におけるレジオネラ症対策として、以下の項目が挙げられます。
■浴槽水の入れ替えを毎日行い、併せて清掃を必ず実施する。
■循環式浴槽は、自主検査の結果により適宜清掃を行う。
■浴槽水に消毒を行う。(温泉の場合は、成分をよく考慮する)
■ジェットバスやシャワーには、浴槽の湯を使用しない。
■シャワーのノズルを清潔に保つ。
 このような時にご利用ください

浴槽水の自主検査 ***** 検便検査 (腸内細菌検査) 調理従事者等には感染防止の観点から、検便検査が法律的に義務付けられています。
『大量調理施設衛生管理マニュアル』には、「調理従事者等は臨時職員も含め、定期的な健康診断及び月に1回以上の検便を受けること。検便検査には、腸管出血性大腸菌の検査を含めること。
また、必要に応じ10月から3月にはノロウイルスの検査を含めること。」と記されています。 弊社では、感染症として指定された項目(赤痢菌、パラチフスA菌や腸チフス菌を含むサルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌O157)以外にも、腸管出血性大腸 菌(O111・O26・O128)やカンピロバクター等の項目も実施しており、ノロウイルスに関しても、リアルタイムPCR法やイムノクロマト法等から、 検査方法を選択できます。

検査の特長
弊社では、法人の定期検便検査から個人の検便検査まで行っております。法人の検便検査では、対象人数に応じて料金の設定を行っており、容器や報告書のやり取りに関しても細かな対応を行っております。また、個人の検便検査もネットからの申し込みができ、至急対応も可能です。 メリット  個人では、イベント等により保健所に営業等の許可申請をする際や実習等で調理施設や福祉施設等に出入りする際に必要な報告書として用いることが可能です。  法人では、対象人数に応じて料金の設定を行っており、必要経費の見直し、経費削減に役立ちます(年間対象者数により、見積作成いたします)。

このような時にご利用ください
検便検査基本セット料金
検便3項目セット:735円(税込・採取容器代込)
3項目: 腸管出血性大腸菌O157,赤痢菌(シゲラ),サルモネラ(パラチフスA菌・腸チフス菌含む)
(注) 検便検査は検体数により値引きをしております。別途お見積もりいたしますのでお問い合わせください。
(注) 料金は2010年11月1日現在のものです。変更になることがあります。 腸管出血性大腸菌O157以外に、腸管出血性大腸菌(O111,O26,O128)の検査も実施しております。

 検便検査腸管出血性大腸菌 セット料金
検便腸管出血性大腸菌セット:1,050円(税込・採取容器代込)
 腸管出血性大腸菌(O157,O111,O26,O128), 赤痢菌(シゲラ),サルモネラ(パラチフスA菌・腸チフス菌含む)
(注) 検便検査は検体数により値引きをしております。別途お見積もりいたしますのでお問い合わせください。
 (注) 料金は2012年5月21日現在のものです。変更になることがあります。 近年ではノロウイルスが食中毒発生原因の第1位であり、特に冬〜春にかけて発生が多くなります。
 検便検査ノロウイルス料金 1検体(イムノクロマト法):3,675円(税込・採取容器代込)
1検体(リアルタイムRT-PCR法 定性G1G2区別無):8,400円(税込・採取容器代込) (注) リアルタイムRT-PCR法は、10検体以上同時検査の場合値引き可能です。お問い合わせください。 (注) 料金は2010年11月1日現在のものです。変更になることがあります。 ****** 食品栄養分析 容器・包装に栄養表示を表記する場合は、健康増進法に沿って表示しなければなりません。 表示される項目はエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、また、その他表示を行いたい栄養成分が含まれます。 これら食品の栄養成分を調べたい時にご利用いただいております。
 また、製品のロット管理指標項目として、消費期限設定のためのデータとして等、製品の栄養成分状態を 確認する検査としてもご利用いただいております。
 分析対象品目毎に分析方法が異なります。
簡易法である機器一斉分析によらず、測定はひとつひとつ手作業で行われる公定法です。 単一成分ごとの依頼も可能です。 検査の特長 基礎栄養成分分析 水分 蛋白質 脂質 灰分 炭水化物(100-水分・蛋白質・脂質・灰分の総量で算出) ナトリウム(食塩相当量) エネルギー(水分・蛋白質・脂質・灰分・炭水化物より算出) その他 食物繊維 糖質(水分・蛋白質・脂質・灰分・食物繊維より算出) 重金属類(カドミウム・鉛など) ミネラル(カルシウム・マグネシウムなど) 酸価 過酸化物価 トランス脂肪酸(FT−IR法:定量限界0.3%) 検査メリット 定期的に検査を実施することで表示栄養成分値の確認ができます。 製品のロット管理につながり、クレーム事例に早急に対応できます。
 
***** 食品保存試験(賞味期限,消費期限)
食品の保存試験は、新商品の開発もしくは既存の食品の期限設定に必要なデータを得るための試験です。 試験の内容は、平成17年2月に厚生労働省と農林水産省から通知された「食品期限表示の設定のためのガイドライン」等に従い、微生物試験、理化学試験及び官能検査を中心に項目を設定しております。 きちんと科学的な根拠に基づいたデータにより、製造された商品が衛生的にも秀でた物である事を証明することは、商品のクオリティの高さを証明することです。
期限設定に関しては、弊社の専門家により試験計画の設計(賞味期限の仮設定→保存期間の決定→保存条件の決定→検査項目の決定→測定間隔の決定)をアドバイス致します
の特長 各消費期限、賞味期限設定試験は、微生物試験以外に水分やビタミンといった成分分析や油脂の酸価やpHといった理化学分析が必要になる場合があります。 弊社では、様々な試験に対応し、専門家により試験計画の設計から期限決定のアドバイスまで行っています。 メリット 試験によって得られたデータ(実測値)は、科学的な根拠として重要なデータであり、その食品を構成する個別成分の特徴を表すデータとなります。

 このような時にご利用ください
消費・賞味期限設定の際の参考データとして 例 検体 惣菜(調理加工食品) 保存温度:10℃ 保存期間:検査項目 ・0日(検体受領日)
:一般生菌数・大腸菌群(定性)・黄色ブドウ球菌数 ・1日経過後:一般生菌数 ・2日経過後:一般生菌数 ・3日経過後:一般生菌数 ・4日経過後
:一般生菌数 ・5日経過後:一般生菌数・大腸菌群(定性)・黄色ブドウ球菌数 この場合の料金は、
【1】 3項目セット(一般生菌数・大腸菌群・黄色ブドウ球菌数): \6300(税込)×2回実施
 【2】 一般生菌数: \2100(税込)×4回実施
 【3】 保存料金: 無料 以上の合計で\21000(税込)となります。

 検査項目
・検査実施回数の組み合わせにより検査費用が異なりますので、随時ご相談ください。
 (注) 料金は2010年11月1日現在のものです。変更になることがあります。
 その他の検査項目および料金詳細については、検査項目一覧(食品:微生物学的検査)をご参照ください。

注意事項
保存温度は 0℃ ・ 5℃ ・ 10℃ ・ 25℃ ・ 37℃ ・ 45℃ の6段階に対応しています。 その他の温度で食品の保存試験をご希望の場合は、お問合せ下さい。 保存料金は無料となっております。

***** アレルギー物質検査
 現在アレルギー食品原材料として製造時に混入の可能性がある場合に表示義務が定められている乳・卵・大豆・そば・小麦・落花生・えび及びカニ等については必ずその混入の有無を明記しなければなりません。
これらの分析については法律で定められた方法で行う必要があり、陰性表示の際に混入が疑わしい場合は、その含有量が10ppm未満であることを確認する必要があります。 食物アレルギーを引き起こす特定原材料について、その含有量をたしかめる時にお勧めします。

アレルギー物質非含有のための確認検査 ・ELISA法(酵素免疫法)
2方法で陰性 ・ELISA法(酵素免疫法) 
1方法で陽性の場合、ウエスタンブロット又はPCR法で陰性 検査の特長 ELISA法(酵素免疫法) (モリナガまたは日本ハムの分析キットを用いた分析です)
 PCR法(遺伝子増幅検査) ELISA法で陽性の場合に確認検査の際に使用します。
ウエスタンブロット法(目的タンパク質の抗体による検出検査) 乳・卵の場合はPCR法でなく当方法で確認検査を実施します。

検査メリット
 定期的に検査を実施することで製品のロット管理ができます。 製造ラインの洗浄効果判定などにご利用ください。

 品質管理にご利用ください。
 
 ***** 香港栄養成分検査 海外(香港向け)
輸出用食品の栄養表示のための成分検査です。
※ご依頼の際は、会社名・検体名の英語表記を必ずご記載ください
※ 検査の特徴 検査は、2008年食品および薬品(成分および表示)(改訂:栄養表示および強調表示の規定)規則で決められた熱量の他に7成分(たんぱく質、炭水化物、 総脂質、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、ナトリウム、糖)の分析を実施し、一緒に、水分、灰分、食物繊維、アルコール(アルコール飲料・アルコールを含有す る菓子類の場合のみ分析)、および有機酸の検査も行います。
また、食品業者の皆様の法令順守を支援するために、特別料金で栄養成分表示用の検査パッケージを用意しております。 検査パッケージ このような時にご依頼下さい。 海外輸出用食品の成分表示のため 製品のLOT確認、成分表記載内容の確認など

***** 放射能検査内容
 食品や水等における放射能の測定を実施しております。 自然界や日常生活の中にも放射能はごく微量に含まれておりますが、核燃料が漏れ出したりする際に、燃料であるウランやプルトニウムが壊変してヨウ素131やセシウム137等が産生されます。
これらは大気中に拡散して様々な方面に影響することが知られています。
現在(2012.4.1)、放射性物質濃度について、食品においては新基準値、飼料については暫定規制値が定められています。 基準値及び暫定規制値は食材毎のADI(一日摂取容量)を考慮してかなり低く設定されています。 長期間食べ続けることで影響を及ぼす可能性がある濃度とされています。 放射性物質濃度は拡散地域からの距離等で一概に推定できず、土壌から作物への推移など、
今後確認しなければならない状況です。
 ただし、影響の無い食材までも廃棄することは好ましくありません。
一人ひとりが放射能に対する知識を広げ、無駄のない対応を行う必要があります。
基準値、暫定規制値の例(厚生労働省・農林水産省等HPより一部抜粋)                   核種 基準値、暫定規制値(Bq/kg) 放射性セシウム 飲料水 10 牛乳 50 乳児用食品 50 一般食品 100 油 100 飲用茶(浸出した液体、茶の木由来、非発酵) 10 荒茶又は製茶(茶葉・Ge測定) 200 荒茶又は製茶(茶葉・NaI等スクリーニング測定) 150 乾燥食材(乾燥椎茸等・水分換算表により水分補正) 100 きのこ用ほだ木・原木 50 きのこ用菌床 200 飼料(牛・馬) 100 飼料(豚) 80 飼料(鶏) 160 飼料(養殖魚) 40 堆肥 400 下水汚泥 200
(注1)乳児用食品:乳児の対象は1才未満とし、製品表示内容から乳児用と認識されるものが該当します。
 (注2)一般食品のうち2012.3.31までに製造加工された乳、乳製品、清涼飲料水、酒類、米、肉等については今までの暫定規制値が適用されます。
 (注3)飲用茶の浸出法:10g以上を30倍以上の重量の90℃熱水で60秒浸出し40メッシュでろ過した浸出液 
 (注4)飼料のうち、粗飼料は水分換算80%の状態のもので判断する 検査の特徴
【1】 ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー 測定核種:ヨウ素131、セシウム134及び137
【2】 NaIシンチレーション検出器によるガンマ線シングルチャンネルアナライズ 測定核種:ヨウ素131、セシウム134及び137 「緊急時における食品の放射能測定マニュアル(厚労省平成14年3月)」、「食品中の放射性セシウムスクリーニング法(厚労省平成24年3月)」、「食品中の放射性物質の試験法(厚労省平成24年3月)」等を参考に実施しています。

測定対象 食品(農産物・畜水産物・加工品)、水等 必要量:Ge半導体 約2リットル分(2.5kg以上)、NaIシンチレーション 約1.2kg以上 ※一部検体(未完熟な堆肥や汚泥)、また事前確認で高濃度の放射性物質が存在する可能性が確認された場合は検査をお引き受けできない場合がございますのでご了承ください。(着払いにてご返却させていただきます) ※余剰サンプルなどサンプルの返却をさせていただくことがございます(着払いにて)のでご了承ください。
※検体による相互汚染防止のため新しいビニール袋やポリ容器にて御送付ください。

***** 細菌・ウィルス検査内容
細菌やウィルスが原因の食中毒による健康被害は飲食店や学校、 病院等で毎年のように報告されています。 近年では特に腸管出血性大腸菌O157やノロウイルスやによる 集団食中毒が発生し、死亡事故に発展するケースもあります。 その他にもサルモネラやカンピロバクター、黄色ブドウ球菌など といった食中毒菌による被害は衛生管理が進んだ現在でも なくなることはありません。 こういった事態に対応するには製造原料、製造工程、製品保存等様々な観点から微生物制御を行う必要があります。
 これら微生物汚染の怖いところは、目に見えず、知らない間に増殖し、汚染が広がる可能性があることです。 細菌・ウィルス検査は食中毒など食品による健康被害を防止する上で、非常に重要な検査になります。

検査の特長
製造原料 輸入原料、国内産原料の食中毒菌汚染の確認など 製造工程 製造ラインからの汚染の確認など 製品検査 出荷製品の微生物数確認(規格基準検査)、賞味・消費期限設定の為の検査など このような時にご利用ください 微生物による汚染の確認 賞味・消費期限設定の為の微生物検査 製造ラインの付着菌検査 製造施設全体の衛生検査 クレーム発生時の食品汚染原因検査

***** 農薬検査内容
食環研では多種類かつ低価格の残留農薬検査を行っております。
また、アクリルアミド、ヒスタミンやメラミン等の微量成分分析も併せて行っております。 ガスクロマトグラフ・質量分析計(GC/MS)、ガスクロマトグラフ・タンデム型質量分析計(GC/MS/MS)、液体クロマトグラフ・タンデム質量分析 計(LC/MS/MS)を使った「多成分一斉分析法」 という残留農薬検査法を導入し、多種類かつ低価格の残留農薬検査を提供させていただくことが可能となりました。
この機会にぜひ弊社の食品分析をご利用ください。 アクリルアミド、ヒスタミン、メラミンについては「料金と検査期間」ページに詳細説明がございますのでご参考ください。
 検査の特長
「食品衛生法等の一部を改正する法律」が平成15年に公布され、平成18年5月29日より施行となりました。これにより、いわゆる「ポジティブリスト制」が始まりました。 ポジティブリスト制とは、農薬等が残留する食品の流通を規制する制度です。
これまで残留基準がなく規制のなかった農薬等についても、新たに残留基準が設定されて、農薬等が一定量を超えて残留する食品の流通が禁止されました。 施行後まだ間もないですが、基準値を超える残留農薬が検出された、というニュースが幾度も流れています。
今後もポジティブリスト制の規制、また、消費者の食の安全に対する関心の高まりなどから、農産物をはじめとする食品に残留する農薬の検査が求められる機会がさらに多くなると想像されます。

 参考サイト→ 厚生労働省:分野別施策[食品中の残留農薬等]
このような時にご利用下さい。
ポジティブリスト制度はすべての農薬に対して基準値が適用されることになります。 使用農薬が分かっている場合は下記の一斉項目よりご指定ください。
 使用農薬が分からない場合はなるべく多くの項目を測定し確認することも必要です。
 一斉項目総数と対象試料の例 『残留農薬一斉分析 149』(生鮮農産物・加工品など) 72kb 『残留農薬一斉分析 260』(生鮮農産物・加工品など) 96kb 『残留農薬一斉分析 329』(生鮮農産物・加工品など) 104kb 『残留農薬一斉分析 333』(生鮮農産物限定) 92kb 『残留農薬一斉分析 443』(生鮮農産物・加工品など) 96kb 『残留農薬一斉分析 266』(茶限定) 96kb 『残留農薬一斉分析 115』(畜水産物限定) 84kb ご依頼方法 注意事項 料金、項目数などは日々検討しておりますので随時変更になることがあります。ご了承ください。 上記項目に追加成分がある場合は、お問い合わせ下さい。その都度対応させていただきます。
 
食用油も検査可能です。
(2012年1月より) 高濃度濃縮抽出試料等は場合により対応不可となる場合がございます。お問い合わせください。
 検査部位の指定がない場合は可食部位を検査いたします。 検査方法は弊社一斉分析法によります。成分や検査品目によっては定量下限値が残留基準値を 確保しない場合もありますのであらかじめご了承ください。 検体の必要量 野菜、果物などの場合は、400g以上(無作為に選んでください)、また、加工製品などの全体が均一な場合は200g以上、となります。 検体の送付方法 宅配便等で弊社までお送り下さい。
送料はお客様負担となります。温度変化の影響を受けやすいものは、冷蔵指定でお願いいたします。 検査納期 検体の受付から生鮮農産物であれば約1週間以内、それ以外の検体は1〜2週間です。検体の数量や繁忙状況により変動することがあります。

 ***** カビ毒検査内容
カビ毒とは、真菌類のうちのカビが食品や飼料など有機物を分解産生する際に生じる様々な物質の内、生体に悪影響を及ぼすものをさします。カビ産生物質に は、一部では抗生物質のように人間や動物の生命維持活動に欠かせない物質もありますが、他の一部には有害性のある物質(カビ毒)も含まれます。
 これらカビ毒をマイコトキシンと呼びますが、近年では分析方法の進歩もあり、様々なカビ毒が、生体維持に悪影響を与えていることが分かってき ました。特にカビの性質上食品や飼料中で増加することが多く、知らず知らずのうちに体内に蓄積され発症することもあります。 原因が特定しづらいことからも軽視されがちですが、食品、飼料ともに、今後は規制値も見直され、世界的にも重要な監視項目となっていくものと予想されま す。
 そのような背景のもと、弊社でもカビ毒検査(アフラトキシンB1)を以前より実施しておりましたが、今回デオキシニバレノール、ゼアラレノン、パツリン分析を低価格でご提供いたしますので、是非ご利用下さい。

カビ毒の影響・・・
 カビ毒による動物への諸症状 項目 産生菌 主な症状 アフラトキシンB1 アスペルギルス属 成長抑制、肝臓障害、免疫低下 デオキシニバレノール フザリウム属 嘔吐、胃腸炎症、皮膚炎、免疫低下 T2トキシン ゼアラレノン 生殖器腫大、繫殖障害、子宮脱 オクラトキシンA アスペルギルス属・ペニシリウム属 腎炎、免疫低下 フモニシン フザリウム属 肺水腫、肝臓障害、食欲不振 パツリン アスペルギルス属・ペニシリウム属 消化管出血・潰瘍、体重増加抑制 カビ毒の基準
・・・ 食品(食品衛生法・暫定値より) 項目
産生菌 要注意食品 残留基準値 アフラトキシンB1 アスペルギルス属 穀類・豆類・種実類 0.01ppm デオキシニバレノール(DON) フザリウム属 小麦 1.1ppm パツリン アスペルギルス属・ペニシリウム属 りんご 0.05ppm 飼料(農水省 2002.7.5 改正) 項目 対象家畜 残留基準値 アフラトキシンB1 乳牛を除く成畜用配合飼料 0.02ppm 乳牛用及び幼畜用配合飼料 0.01ppm デオキシニバレノール(DON) 配合飼料(生後3カ月以上の牛用を除く) 1.0ppm 生後3カ月以上の牛用配合飼料 4.0ppm ゼアラレノン(ZEN) 配合飼料(家きん用を除く) 1.0ppm 検査対象 カビ毒検査対象・・・ 食品・飼料・生体試料・環境試料

***** 食品異物混入判別検査
 異物・異臭検査では、食品の製造・運搬・販売過程で起こる、 様々な問題やクレームの原因を特定する検査をいたします。 「食品原料の搬入段階で、いつも輸入している商品と違い、 白いカビのようなものを確認したがこれは?」といった、 食品の製造・出荷段階で起きた問題の原因特定や品質管理から、 「買った食品に毛のようなものが混入していた」 「食品から異臭がするのだが不良品ではないか?」というような 流通・販売後のクレーム原因の究明まで、幅広い専門知識を持つ 弊社スタッフがお客様の希望に沿った細かな提案をいたします。 具体的な検査内容 食品異物混入判別検査 高倍率の顕微鏡のよる目視同定検査により、混入した異物が何であるか特定します。
・繊維状の異物 → 髪の毛、動物の毛、化学繊維、植物の一部、昆虫の一部etc…
・昆虫の部位 → どのような昆虫か種類の特定。昆虫の性質による混入元の絞り込み。
 ・カビのような異物 → 菌糸等を見分け、種類の絞り込み。 その他、金属片、木片、生物由来の異物など様々な異物を専門知識で見分けます。 各種性質検査 官能試験と機器検査により、正常品とクレーム品の性質を判断します。
 ・異臭検査  → 臭気判定士による判断とHS-GC/MSによるにおい成分分析により          異臭の原因物質(カビ臭・有機溶剤臭)などを特定します。
 ・腐敗進行度検査 → 一般細菌数等を比べることによりロット間での食品の腐敗進行度            傷み具合を比べることができます。
 ・味覚成分検査  → 酸っぱさの成分(クエン酸等)やうまみ成分(遊離アミノ酸)等を            分析機器により測定し、両者で違いがあるか判断します。 微生物学的安全性確認検査 混入異物がカビや酵母などであると判断される場合、培養や同定試験を行い、 どういった性質のカビなのかを特定、混入元や混入防止対策をご提案します その他、精密機器等による検査 ・金属片などはICP/AES等を用いた元素分析(構成金属の同定)も行えます。
 ・残留農薬やカビ毒、食品添加物等の化学物質の検査も可能です。
 ・獣医による病理組織鑑定も行うことができます 検査メリット 弊社には臭気鑑定士・獣医・環境計量士・栄養士など様々な専門スタッフが 常勤しており、他社ではできない総合的な異物・異臭の判断が可能です。
第3者機関による証明等が必要な場合にお役立ていただけます。 最速受付当日に分析報告書をお送りいたします。(検査内容によります。 また、培養同定等が必要な場合は最長2週間程度要します) 報告書内容の詳細説明にもご対応いたします。

***** 畜産分野・検査
 畜産農場を阻害している疾病の原因をあらゆる角度から 最新の検査技術を用いて調査・追求し、 家畜に対する具体的な衛生管理プログラムおこなっております。
食環研では、食品分野および畜産分野を中心に、得意とする微生物学的検査をはじめとして、食品の栄養成分分析や残留農薬分析などの食品成分分析、登録衛生 検査所としての検便検査、浴槽水などのレジオネラ属菌検査、鶏・豚・牛の免疫学的検査や病性鑑定など、食と環境に関わる各種検査を実施しております。
鶏 抗体検査 鶏の様々な感染症に関する免疫力を調べる検査です。血液や血清を用いて検査します。 病性鑑定・微生物検査 鶏群に発生した疾病の原因究明を行います。病原微生物の特定と対応策を提案いたします。
卵検査 鶏卵などの微生物汚染や鮮度等を調べる検査です。加工卵でも検査いたします。 豚 抗体検査 豚の様々な感染症に関する免疫力を調べる検査です。血液や血清を用いて検査します。
 病性鑑定・微生物検査 肺炎や下痢等の症状の疾病の原因究明を行います。
病原微生物の特定と対応策を提案いたします。 豚品種識別検査 黒豚に関する遺伝子診断を行います。 牛 抗体検査 牛の様々な感染症に関する免疫力を調べる検査です。血液や血清を用いて検査します。 病性鑑定・微生物検査 乳房炎や下痢等様々な疾病の原因究明を行います。薬剤感受性を行い最適な薬剤の提案をいたします。 その他 畜産環境 飼育環境の衛生状態や消毒効果、臭気発生状況、排水等畜産を取りまく環境の検査を行います。 飼料分析 家畜に供する飼料の栄養成分や、カビ毒や重金属などの危害要因の検査を行います。 肥料分析 栽培する作物の栄養素や重金属等を示すための肥料成分の検査を行います。 肉質検査 食肉の衛生管理から肉質向上、おいしさの評価の向上判断のためのお手伝いをいたします。

***** 肉質検査
 食肉の衛生管理とともに最近重要な課題とされているのが肉質向上、おいしさの評価の向上です。 質の向上、差別化、ブランド化を図ることで、より消費者の記憶に残る商品となり、その後の購入意欲の向上につながります。
 肉質評価には基準値はありませんので、経時的なデータ管理や比較試験などが有効です。 弊社ではこれら肉質向上の判断のためのお手伝いをさせていただいております。

検査の特長
遊離アミノ酸分析 うま味成分であるグルタミン酸など様々なアミノ酸の割合を分析します。 脂肪酸組成比率 まろやかさや口どけといった食感の評価基準として、脂肪組織に含まれるオレイン酸など、さまざまな脂肪酸の割合を分析します。 オレイン酸 単価の不飽和脂肪酸、多く含まれるほど柔らかくおいしいと評価されます。 イノシン酸 有機化合物の一種、イノシン酸は鰹節のうま味成分で、解体処理後の熟成などで増加するといわれています。 グアニル酸 グアニン酸はシイタケのうま味成分といわれています。 ビタミンE 抗酸化物質でもあり、肉が酸化しにくくなります。 このような時にご利用ください 肉質改善の判定の一助として 品質評価の数値的根拠として 品質管理の為の基準として ・・・などにお役立てください。

***** ペットフード検査内容
食中毒による健康被害は毎年報告されています。 近年、コンパニオンアニマルとしてペットの需要が増加しています。それにつれてペットの飼育環境に関する問題も多く取り上げられるようになってきました。 最近では愛玩動物用飼料に関する成分規格が制定され、これまでよりもペットの健康に重点が置かれるようになってきました。
 人とのかかわりあいも深いペットの健康を維持することは、家族の一員として管理するだけでなく、感染症などの不安をなくし、飼い主である人への健康にも影響します。 検査の種類 愛玩動物用飼料規格成分分析(H23年9月より) アフラトキシンB1 デオキシニバレノール カドミウム・鉛・砒素 BHC(α・β・γ・δ) DDT(DDD及びDDE) アルドリン及びディルドリン エンドリン ヘプタクロル及びヘプタクロルエポキシド (場合により水分) グリホサート クロルピリホスメチル ピリミホスメチル マラチオン メタミドホス エトキシキン BHA及びBHT 病原微生物等 プロピレングリコール(猫用に使用不可)
 ☆販売包装形態で約400g以上をお送りください。 栄養成分分析 水分・粗蛋白・粗脂肪・粗灰分・粗繊維 ミネラル(カルシウム・リン・カリウム・マグネシウム・ナトリウム他) 重金属等有害成分(カドミウム・砒素・鉛他)
☆販売包装形態で約200g以上をお送りください。 ペット飼育環境衛生検査 動物病院など飼育施設の微生物学的衛生検査(一般生菌数・大腸菌・黄色ブドウ球菌・緑膿菌・サルモネラ他)
☆弊社までご相談ください。環境試料採取用のキットをお送りさせていただきます。 ペット臨床検査 尿路感染症病原菌分離、薬剤感受性 皮膚感染症病原菌分離、薬剤感受性
 ☆弊社までご相談ください。材料送付方法などお知らせいたします。 ペット関連商品新規開発補助 ペット用資材開発に関わる効果確認試験(殺菌・殺ウイルス・消臭試験など)
☆弊社までご相談ください。試験計画とお見積りをご提案させていただきます。

メリット
ペットの飼料や飼育環境はもちろん、病原菌検査や関連商品開発の効果確認試験まで幅広く対応させていただきます。 販売店、動物病院、ブリーダーや関連企業など、様々にご利用いただけます。

 ***** 水質検査
 食品環境や畜産環境における水質検査に対応いたします。
 主に食品・畜産施設の排水管理や、井戸水などの自主検査、畜産施設の家畜飲料水といった水環境の検査を行います。 検査の特長 弊社は計量証明事業所(群馬県 環第51号)です。排水等の検査の証明書をご利用いただけます。
 このような時にご利用ください 排水検査提出書類の濃度証明書として、自主管理項目の確認検査として、畜産環境の衛生管理指標としてご利用ください。













PICK UP

Aダイヤ捕虫器 小型器

お部屋のインテリアにもなる泡で虫捕獲器具です。

Aダイヤ捕虫器 中型器品名を入れます

昆虫飛んでくる虫を泡ですいよせる器具です

グリストらくらく

すグリストラップの油脂分解する洗浄剤です。 

1リットルタイプ

グリストらくらく

グリストラップの油脂分解する洗浄剤です。 20リットルタイプ(業務用)



下記写真がグラストらくらくで変身した結果です。


グリストらくらくを使用するとこんなにきれいになります。汚い油脂が分解されて乳白色に変わります。

小さなグリストラツプですが、施工前は油脂が逆流して厨房までパイプがつまり、悪臭もひどかったのです。

写真上は焼肉店のグリストラップです。

こちらの上記2点の写真は、老人ホームのグリストラップの様子です。
油脂の厚みはなんと、20センチ以上ありました。表面の油脂はいったんすくい出してからの作業となりました。
なお、こちらはすべて当社のオリジナル施工での結果です。ちょっとした工夫でこのように奇麗に変身します。


各検査項目ご案内

SHOP INFO

新潟県十日町市尾崎448-13
阿部美創
TEL:080-8033-8217
FAX:025-757-0473
受付:PM5:00〜PM9:00
  AM9::00〜PM9:00(火曜日)
定休日:不定期